懐かしのホテル
今日は久しぶりにライブブログです。
いま、懐かしい、というか、思い出深いホテルの部屋にいます。
そう。
hiv感染だとわかった、あの、感染初期症状の突然の発疹に襲われたホテルです。
部屋番号こそ違えど、見渡す景色は、あの時と同じ。
ただ、違うのは、焦燥感と絶望感がないこと。
あの日、怯えながら、ホテルの部屋から見た東京タワーが、今日もかわらず、東京の街とたくさんの行き交う人々や車を見守っています。
食欲もなく喉を通らなかった、大好きなこのホテルのルームサービの逸品スープも、今はまた、とても上品な味わいを噛みしめて堪能することができます。
普通に過ぎている今の時間、人生で、この後どのくらい続くのだろうか?
そんな、感慨深く過ごすことのできる今日は、辛くも、やはり、幸せです。