僕は有名人と偶然出くわす確率が高い。
なぜか知らないが、ひょっこり出くわす。
たまたま仕事の関係でお会いするのは除いたとして、それでも多い。
東京で二丁目やテレビ局の近くならそういうこともよくあるのかもしれない。
でも僕の場合は、普通に、新幹線、飛行機、海外、国内のいろいろな街中でみかける。
これまで「偶然」みかけた方リストを書いたら何百人になるのかわからないので割愛しますが、ここ2,3カ月の間だけでも以下の通り。
松本潤、松岡修造、藤原達也などなど。。
ちなみに、以前、とあるコンビニから内田裕也がでてきたときはさすがに一発で気付いて感動して二度見した。
すぎさった香りが69だったことだけは嗅覚が覚えている。
あ、シックスナインではありません。ロックです。
先日、カフェで、どさっと、カバンを置いて、その上にコートをおいた。
いつもは慎ましく小さな僕だが、荷物が重かったのもあって、かなり、雑にカバンをおいてしまった。なので、そのあとの、コートが、隣の客のほうへするっと流れていった。
そのためか、隣から、ちょいと視線を感じたので、僕も隣の男性を見てさすがに「すみません。」と謝った。
コートをまいて置きなおして、気にせず、少し仕事していると、となりから、業界じみた話が聞こえるが、まー、金髪の若い女の子と反対側に男性がいる4人だったので、また、キャバクラの面接かなんかやっているのかと思ってた。
いろいろ、大きな話も聞こえてくるけど、武勇伝的な感じや知り合いの著名人の話とかが中心だったので、よくある、俺あいつ知っている的な虚栄話かと思って面倒な席に座ったなって思っていた。
すると、『とにかく有名になりたいんです』と、金髪の女の子。
え、薄っぺらいな、って思ったので、何となく、ちら見した。
なんとなく見たことあるけど、AV系かな ? って思った。
そしたら、野太い声の男の人、『そっか、有名にね。』と、まじまじと回答。
えっ、共感するのそこ、って思って少し手をとめて聞き耳立てた。
で、野太い声の男、『そっかー、俺、まあまあ有名なほうだと思うけど、どう思う?』
ちらっと、男の視線を感じた。
「いゃー、有名ですよ。すごく有名ですよ。」と、女の子。
あら、この子、持ち上げ系 ? って、ふふっって、思って、しばらく色々聞いてました。
そしたら、何やら、リングの話。
ん、プロレスしてまだ間もないとかの話になってる。。。
あら、この子、レスラー ?
『さすがに知らない人、あんまりいないですよー。』と女の子。
『そうかなー。俺のこと知らない人多いと思うよ。』と男。
んー、なんか嫌な雰囲気。
僕、さっき、目があったけど、全く気にもとめなかったこと、この男の人、もしかして気にしてる系??
そろそろ帰ろうかと僕、思っているけど。
隣、誰だろ。。。でも、なんとなく、男のほうを見ることはできない。。。
でも気になる。
すると、まるめたコートが再度コロッと男がいる席のほうに。
「あ、すみません。」と再度、僕。
『いやいや、いいですよ』と男。
そして、見てしまった!!
その瞬間、バリバリ、ビリビリ、って、僕の中で、電流が流れる音がしました。
おー、O. A. じゃん !
ありゃ!! ぜんぜん気が付かなくですみませんでした!!
はい、あなた。そこのあなた。
僕の世代では、だいぶ有名な方ですよ。
それは間違いないでっせ。
って、心のなかで思いながら、カバンに荷物をいれて、店をでました。
店をでたところで、僕は、小さく、「ファイヤー!」って、言ってみましたよ。^ ^;
聞き耳立てて、ごめんなさい。
でも、若い金髪の女の子の夢をかなえてあげてくださいね。
夢は自分で叶えるものだけど、使えるものは使っていいと僕は思いますから。