既婚バイのHIV記録

HIVに感染した既婚バイの思いのまま記録するブログです。
エイズ発症はなくほぼ普通に生きています。
これからの人生とこれまでの人生、今の自分、家族、仕事など、思いのままつぶやいていきます。

HIVと歯科治療

少し前になるが、服薬を開始する前に、左側の歯に違和感を感じた。
よくみると、白い詰め物がどうもとれたようだ。


ベルギーワッフルのアイス、フルーツの盛り合わせを食べていた時だと思うが、
詰め物の姿はないから、いっしょに食べたのだと思う。


もう5年近く歯医者には行ってなかったこともあって慌てて歯医者に行った。
急遽だったので、応急的に初めて行く歯科医へ。


問診票に記載事項があったのだが、そこには、感染症 (HIV、B肝、梅毒 の3種類だと思う) の記入欄があり、あら、こんなの質問するんだ、と思いながら、少し考えた。


過去に歯科に行った際に、こうした記入欄があったかな ? 、あったけど、気にしてなかったのかな ? と思いながら、どちらにしても、正直、記入にかなり悩んだ。。。


結果、「できるだけ記入にご協力ください」という一文があったためか、
その一文としばらく格闘していたが、その部分はスルーして何も書かなかった。


「正確にご記入ください」とあれば、HIVと書いたと思う。


治療中、僕からの出血はおそらくなかったが、しかし気にはなったので、先日、その歯科に、初診の相談のふりをして電話してみた。


「HIVキャリアなのですが診察してもらえますか?」
「今は、服薬中で、ウィルス量はコントロールできている状態です」と。


電話をとった女性が、どうやら、先生と相談しているのか、結構しばらく待たされた。


答えは、NO  だった。


そっかー。と思った。やっぱりそうだよね。




聞くところによると、HIVだと伝えて歯科治療してくれる開業の歯科医は実態として全国的に少ないらしく、地方に行けばいくほど、皆無になるらしい。


そのあと、15件くらいかけて、ようやく、僕は OK の回答がある歯科医を見つけたが、
結果、今後の歯科治療については、面倒だが、主治医のいる病院でみてもらうことにしようと思う。


服薬指導の例の女の子にも電話して聞いてみたが、通常の歯科麻酔などでは抗HIV薬との相性が悪いということはないらしいが、麻酔の効果が強まったり弱まったりすることはあるみたい。


そもそもちゃんと伝えてないと、途中、何か薬品でも使われるときは、やっぱり危険な可能性もあるし。


やっぱり、この病気はいろいろ大変だなって、あらためて思いました。




追伸


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