既婚バイのHIV記録

HIVに感染した既婚バイの思いのまま記録するブログです。
エイズ発症はなくほぼ普通に生きています。
これからの人生とこれまでの人生、今の自分、家族、仕事など、思いのままつぶやいていきます。

こどものSTD検査の壁 3

なかなか実施できなかったこどものSTD検査。


ようやく、壁を乗り越え、検査することができました。


結果的に、前に断られた病院にもう一度行き、前回とは別の年配の先生にあらためて事情を説明して、検査実施に納得してもらうことができました。


『わかりました、やりましょうね。』


「せっかくなので、という言い方は不適切なんですが、どうせ採血するのなら、HIVだけでなく、ほかの感染症も念のためお願いできますか?」


「採血量がだいぶ違うなら最低限でいいのですが。どうですか? あまり追加負担がかからない範囲まででよいですので。」


『そうですか。HIVとそしたら、梅毒と、その他は機能値とかで見てからでもわかりますからそれで。』


「あ、費用は、自己負担だと思うので、それは気にせずに、お願いします。」


『いや、保険がきく範囲でやりますよ。大丈夫ですよ。お金かからないようにしますね。」


「ありがとうございます。そんなことできるんですね。」



小児科病棟の待ち受けフロアに移動です。



が、やはり、やってもらうとなると、心が痛みます。
こどもには、針を刺すという、とても辛く、痛い思いをさせるわけですから。。。


こんなゴタゴタの原因作ったの僕ですから。


本当に反省してもしきれません。


採血までフロアの積み木やご本を読んで遊ぶわが子。
その先、嫌な思いをするとは微塵も感じていませんから、本当につらいです。


実際、幼児の採血シーンは見ることはできません。
これは、どこの病院でも、どうもそうみたいですね。


こどもが、親に助けを求めて、余計に暴れて危険だからです。


わんわん、泣き叫ぶ、わが子の声が響き続けること1~2分。


実際は、もっと長い時間に感じます。


本当にごめんなさい。ごめんさない。


結果は、1週間後に電話で確認とのこと。


僕自身、1カ月前からウィルス量「検出以下(今は検出なし)」になったこともあり、これで、問題なければ、容易に、こどもに感染したりすることはないかもしれない、と思うので、何とか、無事であってほしいと祈るばかりでした。


しかし、重く、長い、1週間です。


僕自身、HIV検査とかは何度かこれまでしたことがありましたが、ぼくの結果を聞きに行ったり、即日検査の場合の結果待ちの時間と比べると、それはそれは、はるかに心配で心配でなりません。


そして、ようやく、1週間がたちました。


先生から指定された時間に病院に電話して、交換の方から、先生につなげてもらうと、ずいぶん待たされました。


やっと、つながった、と思ったら、


『30分後に、かけなおしてください』


先生からのご伝言です。


と、冷たい女性交換のお言葉。


え、まじか。うそでしょ。


悪い予感がよぎりました。


地獄の30分。


再度電話し、先生に。


繋がった。


『すべて検査結果みましたが、HIVも梅毒も、ぜんぶ、陰性ですよ。』
『あとその他の病気も、数値がどれも正常なので問題ないと思います。』



よかった。。。ほんとによかった。。。


こんな思いするなら。


本当につくづくバカだったな。。


大切に元気に育てなきゃ。

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