既婚バイのHIV記録

HIVに感染した既婚バイの思いのまま記録するブログです。
エイズ発症はなくほぼ普通に生きています。
これからの人生とこれまでの人生、今の自分、家族、仕事など、思いのままつぶやいていきます。

非常ボタン

5分、10分、15分、、、ずいぶん開かない。


さっきまで僕の右や左にいた大人や学生が、どんどん、入れ替わって、違う人になっていく。


まさか、開かずのなんとか?


そう!


たまに歩くとひっかかった!


まさかの、開かずの扉ならぬ、開かずの踏切!


かれこれ20分経過。


そう思った時、


あっ!


子供をのせた電動アシスト付き自電車の若いお母さんまでもが〜!


信じられない。。。


万が一何かあって死んだらどうするの?


気持ちはわかりますよ。


でもね。


ルール。


守ろね。



しかし、みんな、急いでどこ行ってるの?


友達との約束?


働きにいってるの?


死んだら、怪我を負ったら、元も子もなくないですか?


仮に、僕がね、


待ち合わせに遅れた友達が、急いで、踏切やぶりまでして、万が一、踏切事故で死んだ、なんて、なったら、


僕と待ち合わせしてなかったら、

奴は死ぬことはなかった。


って、一生、悔やみますよ。


ま、普通に、不幸な事故にあっても、それはそうなんだけど。


踏切やぶりでなんかになると、

なお一層、悔しさがましますよ。


で、


30分はたったかな。。。


もう、そんな気がしてきました。


と、思った瞬間、


僕の目に、飛び込んできた、とある文字。



「非常ボタン」



その下には、



「非常の際は、上のボタンを戻らなくなるまで、つよく押してください。」



と、書いてありました。


ん!


生まれて初めて、そんな看板の文字をまじまじと読みました。



うーん。



非常ボタン、押そうかな。って、思った瞬間でした。



僕は気が長いほうだと思ってるんですが、

流石に30分は、長い。


世の中には、1時間くらい開かない踏切もあるって、ニュースで、見たことがありましたが、それって、やっぱり、おかしいですよ。


30分、開かない踏切って、もう、異常ではなく、非常です。


仮に、非常でなくとも、非常識です。


て、ことは、やっぱり、非常なんです。


どちらにしても、非常事態に匹敵すると思った瞬間でした。



次、あったら、


本当に、ボタン、押すかも。


ダイヤ、過密すぎんねん。


もっと、ゆったり、生きようよ。


「日本人」


そんなに、一生懸命、必死に、働かなくていいってば。


コンビニも、セブンイレブンに、戻そうよ。


7-23 でも、十分、開いてる時間、長いってば。


労働人口も激減していく一方なんだから。



あー、



国会議事堂の屋根の上にある、丸いポッチ。


非常ボタンに見えるのは、僕だけ?



そういえば、神様が、あのボタンを押したことがあったよね。



あのボタンに、カミナリ落ちて。



あのボタン、もう一回、押したら、

日本、変わらないかしら。。




結果、おおよそ、45分。


僕、多少、イライラは通り過ぎて、

わりと、平常心で、踏切をわたりました。



めでたし、めでたし。

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