2016年12月のブログ記事
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よくわからないままに付き合うことになったミイと僕。 何故か、次の日の部活の終わりから、僕の意志は無視して一緒に帰ることになった。 『ちょっといい、広田くん』 とミサオの声がした。 広田くんというのは、僕が登下校をいっしょにしていた タケ のことである。 『ミイと○○くんは付き合ってるの。だから、二... 続きをみる
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電話で検査結果の内容でなく、CD4数から告知した僕の病院。 いろいろと情報管理や診療体制に疑問が多々ある病院である。 でも、なんだか、この病院、僕の中では安心できるのだ。 とてもいい加減というか適当というか、その適当さがなんとなく逆に信用できる。 HIV初期感染であることがわかっている僕にとって、... 続きをみる
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僕は、 ◆幼稚園 : 近所の幼なじみとお医者さんごっこで裸にされ、おしりのあなが気持ち良いと知る。 ◆小学生 : いじめで裸にされ、かなりの喪失感と絶望感を味わった。 ◆中学・高校生 : 友達らと成人誌やビデオをみながら、見せ合いっこやとばしっこ大会をした。 ◆大学生 : サークルやバイトの飲み会... 続きをみる
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小学2年のとき、僕は赤いスポーツカーに乗せられたことがある。 下校の道は大通りだったが、たまに、神社のある裏の道からひとり帰ることがあった。 『○○くん、こんにちわ。どうしたの、こんなところから帰って。』 『決められた道で帰らないとだめだよ。お兄さんが家まで送ってあげるから乗りなさい。 そしたら、... 続きをみる
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幼なじみの男の子とは何度かお医者さんごっこをした。 その子の部屋がいつも診療室だった。 『次の方おはいりください』 『おすわりください。今日はどうなさいましたか』 「おねつがあるみたいです」 『服脱いでもらえますか』 上の服を脱ぎ、聴診器をあてるマネ。 『かぜですね。ちよっとベットに横になってズボ... 続きをみる
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次の診察日(検査結果通知)の前日、やはり、仕事を優先せざるを得ない状況だった。 病院にはほんとに行く暇がない。。。 看護師さんに電話をし、どうしても明日予定がつかないことを伝え、次にいけそうな日をあらためて見つけて連絡すると伝えた。 その後、予定の変更・変更・変更の連絡を重ね、ある日、看護師さんに... 続きをみる
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発疹を確認した週末、僕はこどもとプールに行く約束をしていた。 妻が楽しそうにネットサーフィンして新調した2着の子供用のかわいい水着。 これをこどもに着せ、楽しい家族写真を楽しみにしていた週末だった。 週末まであと2日。その2日間の猶予で発疹がどうにか消えることを僕は願った。 むかえた土曜日の朝、僕... 続きをみる
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朝7時半、ホテルの部屋のベルが鳴っていた。どのくらい待たせたのかはわからない。 朝食にお願いしたルームサービスだった。 「ごめんなさい。待たせましたよね。」 扉をあけると、一流ファッション誌 にでてそうな、長身のイケメンが待っていました。 『ご朝食をお持ちしました。。。。説明させていただきますね。... 続きをみる
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僕は、その受診の日の夜、ホテルに泊まることにした。 麻疹だった場合、妻や子供にうつしてしまう可能性があること、そもそも、HIVの可能性が高いと感じていることもあって、冷静さを欠いていたからだ。 普段、まわりから、クールでいつも冷静と言われる自分は、もはや完全にいなかった。 そもそも最新のHIVにつ... 続きをみる
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「すみません。看護師の○○さんをよんでもらえますか。今日、受診したんですが、 聞き忘れたことがありまして。」 その日の夕方遅く、絶不調の身体に鞭って仕事を終えた僕は病院に再度訪問した。 麻疹の結果も、1週間後の再診日までまたないといけないのか、それとも、 はしか感染の結果だけ先に連絡がくるのかを全... 続きをみる
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ある日の残業中、経験したことのない頭痛、悪寒、倦怠感が僕を襲いました。 なんていうか、延髄蹴りをくらったかのように後頭部から崩れ落ちる感じです。 いきなりガクって膝をつくような。 (実際に延髄蹴りはされたことがないので、延髄蹴りというのはあくまでイメージです) とりあえず、ロキソニンのんで寝て、微... 続きをみる
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はじめまして。 HIVに感染した妻子持ちのアラフォー既婚バイです。 仕事と子育てに追われる毎日な中年ですが、これからの人生、これまでの人生、今の自分、まわりの状況など、思いのままに記録していこうと思います。 よろしくお願いします。