いまどきの就職戦線
学生の売手市場となっている最近の新卒就職事情。
ちょっと、おばさま、TVを見ていてびっくりよ !
こんばんわ。阿倍野春子です。
以前、採用面接に関するブログを書いたことがあったわ。
あまりにもブログに好ましくない内容だったのですぐに削除したけど。。。
でも、実際、多くの採用面接をやっていると、誰かに「ちよっと聞いてよ」と話したくなるような応募者がたくさんいるのよ。
こないだ、TVを見ていたら、とある学生さんらが、就職フェアのような会場で、KPI、IOTなどの単語を話してもわからない面接官がいて、そんな会社は、蹴ってやります、って言っててびっくりしたわ!
何様って!
さすがになるわ。ふふっ。
確かに、社会人たるもの、そのくらいは知っておいて欲しいと、おばはんも思うわ。
でも、面接に対する心得がちょつとおかしいのでないの ?
逆に、わたしが、古い、人間なのかしらね。ふふっ。
わたし、すすんでいろいろなPRをしてくる学生や応募者は、どちらかといえば買うわ。
もちろん、具体的なPR資料やGoodsなどがあれば、それを交えて、その方の経歴や考えなどを伝えてもらうことができる方は、特に、高く評価するのよ。
でもね、そのPR資料やGoodsなどの質やデキが実際に良い必要はなくてよ。
全然、粗悪でよくてなのよ。
こっちが評価するのは、その姿勢や心意気ってわけ。
面接は、物を評価しているわけではないのよ。
商談でもないの。
その人自体を評価しているの。
もちろん、少しだけ、特殊な研究職などは別よ。
でもね、世の中、基本、売り込みできるかどうかが重要なの。
物事を的確に伝えることができるかどうかが重要なのよ。
面接は、その人個人、その人自身を売り込む場なのよ。
自分を的確に売り込みできない人は、商品やサービスなどの提案も的確に売り込みできるとは思えないわ。
学生でも偉そうなことは言っていいわよ。
どんどん言いなさい。
でもね、世の中も、ビジネスも、所詮は、人と人とのつながりよ。
あえて敵を作ったり、切り捨てたりするのはお利口さんだとは思わないわ。私。
あの学生さん、まずもって、面接というもの自体を完全に勘違いしてるわね。
そもそもまだまだ未熟すぎて組織には向きませんことよ。
そんなに優秀なら、あなた自身で、最初から起業すべきよね。
ただ、起業するにも、結局は、必ずそこには相手がいるのよ。
誰もがすごいと思うような相当なコンテンツをもっている人でない限り、相手にしてもらえないわ。
だいたい、旧帝大や一部の難関大学の学生は、就職フェアなどにいかずとも、学生時代の早い段階から、企業担当者がある程度、目を付けていて、にわかに勧誘してるのよ。
表向き、そうしたものは禁止となっているけど、実際にはそうしたことがいまだにあるのは事実よ。
まあ、そのやり方も古くてどうかとは思うけど、現実はそういうもの。
面接ではね、まず、謙虚に、面接者側の意図を汲み取る能力があるかどうか、を試されているのよ。
少なくとも日本の文化の中でビジネスしようっていうなら、そのことは何より大切よ。
これなくして、面接で、次のステップはないわ。
え、私 ? 私のこと ?
ごめんなさい。わたし。
面倒くさくて、まともに就職活動はしたことがなかったわー!
だから、そんな私が言うのもあれなのよ。
でもね、だからこそ、偉そうに言えるのよ。
どうでもいいこと書いたわね。ふふっ。
就活、頑張ってね。