既婚バイのHIV記録

HIVに感染した既婚バイの思いのまま記録するブログです。
エイズ発症はなくほぼ普通に生きています。
これからの人生とこれまでの人生、今の自分、家族、仕事など、思いのままつぶやいていきます。

副作用の再考

服薬から一カ月が経過しましたが、3週目からは、どうやったら嘔気と嘔吐を軽減できる服薬方法になるのか、というのを自分なりに研究していました。


食事内容の変更や食事と服薬の間の時間間隔、服薬後の過ごし方等々。


ただ、微妙にどれも「これ」という決めてがなく困っているのが現状です。


そんな中、昨日寝れずにいる間に、トリーメクを服用しているとあるポジティブの方のブログを見つけました。読んでいると、空腹時の服用だと調子がよくないようなことが書いてありました。


お、そうなの ?


トリーメクは食事制限とか食事に関係なくのめるのがメリットなんでないの ?


と思いましたが、もう楽になるならそのほうが良いので、今朝、服薬当初の食事内容に戻して、最近にしては少し大目の朝食にしてみました。


といっても普通の人の食事量を考えたら全然少ないのですが。。


そして、朝食後30分くらいで服薬しようと思っていましたが、


なんと、なんと、


服薬の前に 嘔吐。 笑



「え、副作用関係なくない ?」 


「やっぱり、精神的なプレッシャーからくる胃へのただのストレスが原因 ?」


「だとしたら、胃薬で改善するんと違うんかな ?」



いろいろ考えましたが、今度、先生に相談することにします。


で、嘔吐したあと、10分後くらいに、無理やり服薬し、そのさらに1時間後に再度嘔吐。


という感じでした。



その後はあまり不快感もなかったので、師走から我慢していた大好物の鱶鰭の姿煮がどうしてもどうしても食べたく、妻も誘って遅ランチでホテルに行きました。


鱶鰭は消化によくないのではないか、という想定で服薬開始してからは食すのを避けていたのですが、副作用に関係ないようなら、もういいや、という感じで我慢できずホテルまでついつい行ってしまいました。


僕の好きな鱶鰭の料理はいつもそのホテルでは時価なので、本日の値段を聞きながら財布と相談して、まあいいかと、思って久しぶりに食しました。


もちろん、家族にもご馳走する形になりますので、僕の財布事情には響きます。


が、僕は鱶鰭だけは、大き目の1尾を一人で食べないと気が済まないので、金額は気にせずとにかく味と食感に集中しました。


もっとひどい体調になったら、もう食べられないかもしれない、とも思って食しました。


しかし、やっぱりあのホテルの鱶鰭は最高です!!!



久しぶりのストレス解消って感じで、テンション高めに、帰りに百貨店で食材の買い物をして帰ったのですが、夕方、まさかの嘔気。。。


最高だった鱶鰭が、ぜんぶでてしまいました。


しかも、だしきったあと、少し、つばに少量の血が混じってました。


喉か胃をだいぶ痛めたんでしょうね。とほほ。




もし薬が原因だとしたら、最悪の場合、やはり、薬の種類変更も考慮しないといけないのかなって、思います。そしたら、また最初からやり直しなのが、またつらいです。




明日からまた仕事ですね。



体調が戻りますように。

喫煙、老化、骨粗鬆症

なんだか、睡魔? ん、眠気? が通り越しました。


で、タバコすったら、また少し気分悪くなってきました。


タバコと僕の薬はやはり相性悪いようです。


ただ、禁煙するつもりは残念ながらなく。


タバコ覚えてから長い付き合いで、止めようと思ったこともなく、かなり、ヘビースモーカーです。。。



ところで



HIVキャリアは、喫煙によって、骨粗鬆症のリスクがかなり高まるらしく、20代でも症例があり、30代でも、約50%に近い確率で発症している統計が、最近の日本エイズ学会で発表されていました。
なので、40代以上だともう少しずつ高まっていくのかな。



もし、HIVキャリアで心配な方は、骨密度検査を主治医の先生にお願いしてみてくださいね。



骨密度の減少は、進行をゆるやかに抑制することが可能ですが、一度減るとなかなかもどるものではないから、気をつけてください。



要するに、ささいなことで、すぐ骨折するようになります。


スカスカ な骨です。


よく、高齢のおじいちゃんが、転けて、大腿骨骨折とかなって、寝たきりになったりしますが、あんなんが、20代、30代でもHIVキャリアの喫煙者なら起こる得るということです。



はい、これは、脳症の次に、僕が恐れている病気です。



気をつけないと。。。



ちなみに、加齢については、HIVキャリアは、健常者に比べて1割早く老化が進行する、といわれているようです。


なので、HIVキャリアの喫煙者は、特に老化が早く進むため、骨粗鬆症には、気をつけましょう。



もっとも、いきなりAIDS発症者の統計も区別なく混じってるので、もしかしたら、いきなりAIDS発症者の喫煙者が、高確率で若年性の骨粗鬆症になっているのかもしれませんが。



そこは、詳しいことわかる専門家に聞いてみたいですね。




ただ、禁煙した方がいいのは明らかですね。



あ〜、でもタバコやめれない。。。




寝よ。

横たわる妻

七草な昨日、妻が明け方から体調悪そうにしていた。


顔に少しデキモノなのか、赤い点々が薄っすらみえる。


あまり風邪をひくタイプでもなく、具合が悪い姿をみることが滅多にないから、だいぶ僕も焦った。


もしや、初期症状!だったら。。


と、思ったりもした。


でも、それだとすると、一般的に言われている発症期間よりだいぶだいぶ後で、反応が遅い。から、違うのか?



病院いく?



と、聞いたが、動く元気すらないらしく、かなりぐったりしていた。



明け方、僕が気づく前に、だいぶトイレで戻してたようだ。



正月明けの帰省で親戚から飛び火した胃腸炎のウィルスが原因か。



だと、いいが。。



実際、妻は、僕がポジティブ確定してからまだ検査を受けてはいない。


というか、受けるつもりはない、と言われている。


おそらく、入院や妊娠などで、病院側から依頼されてしない限り、妻に関しては、HIV感染有無はわからないままいくであろう。



もちろん、一緒について行っても良いし、いかなくてもいいが、とにかく、検査は受けておいて欲しいとは、何度かお願いした。



ただ、妻は、受けない。



彼女にやましいことがあるわけでは勿論ない。


20年以上の付き合い。


おそらく彼女は他をしらない。



だから、妻は、受けない。







いづれにしても、あんなにグッタリな妻は久しぶりだった。


何日ぶりに、妻をまともに触っただろうか。


僕は、妻のいうがままに、彼女の背中と腰を押した。




その後、深夜近くになって、少し妻が、回復した。


ホッとしたと同時に、一日中、育児、家事を全部やる大変さが改めて認識させられた。



妻はもちろんだが、世の中のシングルマザーやファーザーは、よく頑張ってるな、ってほんとに感心する。




そんなこんなで、我が家は、1日遅れの七草粥となりました。



ちなみに、服薬31日目の僕の体調は久しく軽快でしたが、妻への対応で、自分の体調を気にするまでにいたらず、結果、軽快だったようです。



今日はまた嘔吐があり、副作用よ、
サヨウナラ、とはいきませんでした。