わが子作ドットカーテン
ここ数日、体調不良な我が家。
とりあえず、わが子は抗生物質のみ、僕は、自分でカロナールをのんで少し熱が下がったようです。
わが子のSTD検査結果が何事もなかったとはいえ、子どもが熱を出すとやはり焦ります。
わが子への処方は解熱剤でなく、抗生物質のみだったので、それだけで大丈夫かなと思ってましたが、わりとすぐに熱がさがったので、とりあえず良かったです。
気になるのはわが子に食欲があるか否かでしたが、そんな食事中、わが子がとうとうやらかしました。
わが子はベビー用の銀のスプーンとフォークを使って自分ひとりでほとんどこぼすことなく食事します。
年齢を考えるとかなりきれいに食べるのですが、とうとう、初めてやらかしました。
わが家では、ダイニングテーブルの横に、子供用の食事イスとテーブルがあるのですが、食べ終わると、わが子は自分で、食器をダイニングテーブルに上手に置きます。
ところが、熱をだしたせいか、少し食欲がなかったようで、僕が丁寧に裏ごしして作った大好物のコーンスープを珍しくだいぶ残していました。
まだあまり飲んでないのに、『もういらない!』という具合でわが子は、ダイニングテーブルに自分のスープ皿を戻して置こうとしたようです。
がしゃ!
あっ!
と、思った時には、コーンスープがあたり一帯に飛び散り、誕生のお祝いに買い揃えておいた、わが子の名前入りの伊万里焼食器シリーズのスープ皿が見事に割れてました。
初めてのことに、わが子も驚いたようで、少し、泣きそうにしてましたが、
『大丈夫だよー。手が滑ったんだねー。』
『怒ったりしないから気にしなくていいよー。』
というと、顔はくしゃっとはしてますが、うん、という感じでおとなしくしてます。
そして、誰が教えたわけでもないのですが、頭をぺこりと下げて、ごめんなさいという感じです。
ふとみると、ダイニングからすぐ近くにある真っ白なカーテンが綺麗なドット柄に !!
おー。と思いました。
いろんな意味で !
このあいだ届いたばかりのカーテンが結構ひどいことに。。。
あーあ。あーあ。あーあ。
僕、カーテンには特にこだわりがあって、家の中のカーテンは、昔、買い付けにいったことのあるブリュッセルの工房の職人がベルギー刺繍を織り合わせ作っている真っ白なものをお気に入りで使っています。
なので本音は、少々、涙。
オーダーから納品まで10カ月くらいかかりましたから。。。
肝心なドット柄、そう、コーンスープはというと、叩いても、拭いてもあまり落ちない。というね。。。
しょんぼりです。
ま、仕方ないです。
ただ、何が一番嫌かというと、わが家のリビングとダイニングは天井高が結構あって、取り付けに脚立が必須。
窓枠いっぱい、10m近くある横幅の「1枚カーテン」にしてしまったせいで、カーテン洗うにも、新しくオーダーして作り直すにも、とにかく取り付けや付け替えの作業が大変なんです。
とりあえず、自宅の洗濯機で洗えるわけがないので、しばらくはわが子の作品を眺めながら、また新しくオーダーするか悩み中。
クリーニングは拒否されそうだしな。
オーダーしたとしたら、また長い。。
あとは伊万里焼のお皿のオーダーです。
ぼく、柿右衛門さんの工房に知り合いがいるとはいえ、こっちもさすがにそれなりに時間がかかります。ふーっ。
でも、さすがに、割れる音にも、伊万里焼には 「趣」というか「アジ」 があります。
はい。
割れたときに、『いい音したねー』と、言った妻。
僕、こういう感性は、妻とあいます。
僕の母なら、『何してるのー!』とおそらく少し金切声になるはずなんですが、僕の妻は、わざとやったわけでもないなら、絶対に怒ったりはしないです。
『伊万里焼が割れたときの音、わかったー?』みたくなります。
こういうとこは、極めて、おおらかです。はい。
ま、黄色のドットカーテンも見てるとそれなりにカワイイです。笑