体外受精への思い
最近になって、あらためて、子どもが欲しい、と、わが妻。
そう、僕が思うに、いろんな意味で、僕にとっては、世界最強の妻である。
しかしながら、その話を聞いた時は、正直、驚いた。
もっとも、本当に子ども好きな妻だったので、結婚当初から、たくさんの子どもに恵まれたい、という気持ちは理解していた。
僕が病気に罹患したことを告白した時は、やはり、陰ながら相当苦しんだと思う。
普通なら、離婚 の選択肢が、世の中的にはマジョリティなはず。
もちろん、妻が、その選択を考えたことも知っている。
ただ、いまは、普通ではないが、世間様からみれば、普通に近い状態の生活を選択して、生活している。
で、かなり、いろいろと、調べてみた。
案外、夫陽性、妻陰性の場合の体外受精の症例が、国内にもあることがわかった。
実際にトライするかは、まだ、わからないが、おそらく、トライするだろう。
費用のことは何とかするとして、年齢やその他物理的な問題を妻とよく相談し、専門医の意見も聞いて、この先のことは考えようと思う。
しかし、多くはないが、僕らのパターンのトライ数が、国内に 300例近くはあるらしい。
ある意味、こうした先輩方や医療関係者、その他のサポートをしていただけている関係者の方々には、心から感謝したい。
もっとも、妻には何も落ち度がないのに、迷惑と負担ばかりかけて、本当に申し訳ない。
もしトライすることになったら、無事にうまく行くといいな。